表面波探査法
本日もアクセスありがとうございます。
先日お引渡しを致しました『3世代が仲良く暮らすお宅』の掲載が今日の予定でしたが、5月1日(日)になりました事をお詫び致します。
前回、表面波探査法とSS方式の違いを記しましたが、今回は
表面波探査法の特徴を記します。
起振機より、地面を上下にゆすることで、人工的に小さな地震を起こします。
そのとき地面を伝わっていく“波”を利用します。
この地震の中に含まれる“表面波”という種類の波を使います。
この表面波という波は、周波数が変わると伝わる深さが変化します。
表面波探査法は、すべて計測器がはじき出す数値を分析して地耐力を調べます。正確かつ適正です。
感触や音ではなく、すべては数値で判断
音や、感触といったものは、経験豊富な技術者にとっては、非常に有効な情報となります。
しかし、人によって異なる判断を行ってしまう可能性もあります。
表面波探査は地表面に起振機、検出器を設置して、あとはパソコンによる制御、およびデータの集積を行います。
計測者による、調査結果の差異はほとんどありません。
地層を数値化&グラフ化
表面波探査は、地層境界の深度、各層の持つ地耐力を明らかにします。
敷地内において5箇所の測定を行い、それらを断面的に解析を行うことで、地層の傾きを把握します。
エフエフ住宅では、この方法を発明した会社に依頼しております。
前回の液状化の問題に関しても、戸建て住宅の液状化対策としては、一般的に「表層地盤改良工法」が実施可能な対策として普及しています。
過去の地震の被害経験から、地面から2m程度の深さまで液状化しない地層がある場合には、被害が減るという調査結果があります。
よって、この深さまで地盤を締め固めたり、液状化しにくい土に置き換えるなどの地盤改良が液状化対策の最も有効な方法と言われています。
ご興味のある方は、お気軽にお問い合わせ下さいませ。
0120-117-505
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