耐震へのこだわり 1

エフエフ住宅公園

2011年04月02日 11:22

本日もアクセスありがとうございます。

東日本大震災では、多くの方々が震災にみまわれ心よりお見舞い申し上げます。

今回の大規模な津波の被害は、甚大であり、大きなビルなども津波の引潮で想像を絶する力で崩壊してしまいました。

自社でもいろいろなデータより耐震へのこだわりがありますが、大きなビルも崩壊するような力には及ばないかもしれません。

しかし、東京大学と共同研究に参賀させて頂いた商品を是非、皆様に知って頂きたいと思います。


今回より7回に渡って、耐震へのこだわりを綴っていきます。


今回は1回目です。

基礎に使用する配筋に関してです。

阪神大震災の際、橋脚がねじれた映像を多くの方の記憶に残っていると思います。

普通の鉄筋は30~40年は大丈夫ですが、100年住宅を目指す方は、鉄筋も錆びず、コンクリートも崩落しない方法をご提案させて頂いております。


スーパーエポキシ樹脂加工鉄筋工法


















どんなに頑強な家造りをしていても肝心な家全体を支える基礎がしっかりしていないと何もなりません。

鉄筋の錆によるコンクリート内部の崩落を防ぐため、当社では錆びに強いエポキシ樹脂加工を施した鉄筋を、15cm間隔で施行しています。


全結束且つステンレス

一般的には鉄筋の結束は間隔をあけて施行しますが、交差する部分すべてにステンレス製の結束線を使用して、施行します。

下図のように一ヶ所ずつ手作業で丁寧に施行します。




 







100年住宅をご希望の方や、海に近く潮風が常にあるという方にお勧めです。

現在、第2東名建設の橋脚に使用しています。



次回は一般的な工法との違い、エポキシ樹脂加工鉄筋をなぜ使うか?について記します。




関連記事